第十二回 JCOMM (2日目詳細)

第十二回日本モビリティ・マネジメント会議の2日目の発表資料を以下に掲載します。

2日目:7月29日(土) 
口頭発表1『教育・成長とMM』  09:00-10:00

【趣旨】

 モビリティ・マネジメントの適用対象は、子どもから高齢者まで広がってきています。地域にとって望ましいモビリティを実現し、それを長期的に持続させるためには、様々な主体に働きかけ、そして主体的な行動へと繋げていくことが不可欠です。 本セッションでは、多様なライフステージで展開されるMMに着目して話題提供をいただきます。話題提供を通じて、今後のMMの展開の仕方を探っていければと考えています。

■発表ID:O-01


   題目

子どもの成長過程に合わせた交通事業者によるMM教育プログラムの企画と実践

~平成28年度弘南バス「バスぷらすプロジェクト」について~

 発表者/所属 大野 悠貴 / 弘南バス株式会社

■発表ID:O-02


   題目

中山間地域におけるまちづくりマネジメントの取り組みとその効果

~個人とコミュニティの成長プロセスに着目して~

 発表者/所属 福井 のり子 / 株式会社バイタルリード

■発表ID:O-03


   題目 幼少期の生活環境と成人後の「大衆性」との関連分析
 発表者/所属 谷口 綾子 / 筑波大学大学院システム情報工学研究科
企画セッション「モビリティ・マネジメントの担い手を育む」   10:00-12:00

【趣旨】

 効果的なモビリティ・マネジメント(MM)が継続的に各地で実施されるためには、その担い手が必要です。ですが、MMに携わる人の中には、それぞれの地域で孤軍奮闘し、悩みを抱える人も少なくありません。一方で、MM・交通まちづくりに取り組む人々が集まり、学び合うことで、課題を共有して解決の方途を探るとともに、持続的なまちの発展に向けてサポートしあう体制を構築しようとしている取り組みもあります。

 本企画セッションでは、MM・交通まちづくりに携わる者の学びの現場の様子を紹介してもらい、現場でつまずきやすいこと、学びに効果的な取り組みや工夫、課題や取り組んでみたいことを参加者と共有したいと考えています。

 コーディネーター

原 文宏((一社)北海道開発技術センター理事)


 情報提供

本田 豊(NPO 法人持続可能なまちと交通をめざす再生塾(兵庫県))

大井 尚司(Q サポネット世話人(大分大学経済学部准教授)) 

高山 純一(K.cat 代表(金沢大学理工研究域環境デザイン学系教授)) 

伊地知 恭右(NPO 法人まちもびデザイン事務局長((一社)北海道開発技術センター))


(12:00-13:10 休憩・昼食)

JCOMM総会 12:00-12:30
ポスター発表B、口頭発表ツール展示 13:30-14:30

■発表ID:PB-01


   題目 楽しい青葉山・八木山フットパスづくリ~鉄総利用促進MMから交通まちづくり推進へ~
 発表者/所属 岩﨑 裕直 / 公益財団法人仙台市建設公社

■発表ID:PB-02


   題目 東広島市におけるモビリティ・マネジメントの取組み
 発表者/所属 秋津 大介 / 東広島市健康福祉部高齢者支援課

■発表ID:PB-03


   題目

自転車左側通行ルールと自転車レーン理解を促す道路模型を用いた安全啓発の取り組み

 発表者/所属 村上 ひとみ / 山口大学大学院創成科学研究科

■発表ID:PB-04


   題目 札幌市清田区の地域住民が利用者目線で考え実践した公共交通利用促進の取り組み
 発表者/所属 吉永 文彦 / 札幌市まちづくり政策局総合交通計画部

■発表ID:PB-05


   題目 市役所職員を対象とした健康モビリティ・マネジメントの効果分析
 発表者/所属 佐々木 洋典 / 筑波大学大学院システム情報工学研究科リスク工学専攻

■発表ID:PB-06


   題目 ベトナムにおけるバス利用促進MM―バイク依存からの脱却に向けて―
 発表者/所属 関 陽水/ (株)アルメックVPI

■発表ID:PB-07


   題目

産官学民の連携・協働による、地域にふさわしい、住民目線で身の丈にあった持続可能なおでかけ交通「ぐるっと生瀬」の運行とまちづくり

 発表者/所属 山室 良徳 / 中央復建コンサルタンツ(株)計画系部門

■発表ID:PB-08


   題目 交通事業者と連携した地域特化型モビリティマネジメントの展開
 発表者/所属 矢内 克志 / 京都市都市計画局歩くまち京都推進室

■発表ID:PB-09


   題目 NPO法人再生塾による10年間にわたる総合的な交通政策を担う人材育成と支援の取り組み
 発表者/所属 東 徹 / 一般社団法人システム科学研究所

■発表ID:PB-10


   題目 「気」が集まればなんとかなる!大鰐線復活への序章
 発表者/所属 伊地知 恭右 / (一社)北海道開発技術センター

■発表ID:PB-11


   題目 小学校と連携したバスの乗り方体験教室の実施
 発表者/所属 芝崎 拓 / 一般社団法人北海道開発技術センター調査研究部

■発表ID:PB-12


   題目 高専生による小学生を対象としたエコ交通出前授業の構築と評価
 発表者/所属 野田 宏冶 / 豊田工業高等専門学校環境都市工学科

■発表ID:PB-13


   題目 京都市における水素エネルギーの普及に向けた取組~燃料電池自動車「ミライ」を活用した有料カーシェアリング事業~
 発表者/所属 秋田 基行 / パーク24株式会社モビリティ研究所

■発表ID:PB-14


   題目 経路検索サービスを活用した渋滞区間の迂回訴求~抜け道探検隊~
 発表者/所属 兒玉 崇 / 計画部調査課/阪神高速道路株式会社

■発表ID:PB-15


   題目

新たなモビリティ・マネジメント:「外出MM」と「活動MM」の可能性―活動格差社会の要因分析から-

 発表者/所属 平間 尚夏 / 筑波大学大学院システム情報工学研究科

■発表ID:PB-16


   題目 福井県におけるクルマに頼り過ぎない交通まちづくりの実践
 発表者/所属 川本 義海 / 福井大学学術研究院工学系部門

■発表ID:PB-17


   題目 公共交通の役割分担による乗継の壁をカバーする公共交通コンシェルジュと利用促進策
 発表者/所属 赤穴 真理 / (株)バイタルリード

■発表ID:PB-18


   題目

経路検索におけるバス情報の充実に向けた取組

 発表者/所属 和田 庄平 / 国土交通省総合政策局交通計画課

■発表ID:PB-19


   題目 商業施設と連携したバス待ち環境の改善プロジェクト
 発表者/所属 山本 隆志 / 国土交通省北海道運輸局交通政策部交通企画課

■発表ID:PB-20


   題目

外国人利用者に向けた公共交通の案内情報の共通化を目指した取り組み

 発表者/所属 児玉 健 / 京都バス株式会社

■発表ID:PB-21


   題目

バスロケーションシステムを活用したモビリティ・マネジメントの実施

 発表者/所属 大井 元揮 / (一社)北海道開発技術センター

■発表ID:PB-22


   題目

クルマ中心の山梨県における"エコ通勤"への挑戦

 発表者/所属 三上 和宏 / 八千代エンジニヤリング株式会社大阪支店

■発表ID:PB-23


   題目

郊外キャンパスの路線バスの利用キャパシティの解明とその分散案の共創

 発表者/所属 司 隆 / 慶応義塾大学

■発表ID:PB-24


   題目

阪神高速道路におけるオープンデータ化による事故リスクマネジメントの取り組み

 発表者/所属 岩里 泰幸 / 阪神高速道路(株)保全交通部交通企画課

■発表ID:PB-25


   題目

地域人材による地域主導の公共交通利用促進に関する研究(第3弾)

―地元高校生と地元大学生の協働による「大人の社会見学」事業の新たな展開に向けて―

 発表者/所属 阿部 幸記 / 大分大学経済学部経営システム学科交通論研究室

■発表ID:PB-26


   題目

NAVITIMEを用いた河津桜渋滞シーズンの伊豆スカイライン利用促進~プローブ渋滞予測と経路検索を用いた交通需要マネジメント~

 発表者/所属 太田 恒平 / ナビタイムジャパンメディア事業部

■発表ID:PB-27


   題目

ビッグデータを活用した移動履歴調査と地元企業との協働によるバス路線の官民共同運行

 発表者/所属 道木 健 / 株式会社新日本コンサルタント

■発表ID:PB-28


   題目

《おでサポ》おでかけサポートクリエイターズ~バスデータの標準化と連携された多様な情報提供ツールの創造~

 発表者/所属 若山 裕一 / ITSアライアンス株式会社

■発表ID:PB-29


   題目

柏原三丁目地区への路線バス乗り入れと「バス友」の誕生

 発表者/所属 洲脇 祐子 / 西日本鉄道(株)自動車事業本部
口頭発表2『地域課題に挑むMM』  14:30-15:30

【趣旨】

 交通やモビリティを取り巻く環境も大きく変化し、そして社会が直面する諸問題も多様化してきています。モビリティ・マネジメントが、「社会にも個人にも望ましい方向へ自発的に変化することを促すコミュニケーション施策」という点では、公共交通利用促進や渋滞対策のみならず、様々な諸問題を解決しうる可能性を秘めています。 本セッションでは、MMを延長したチャレンジングな取り組みについて、話題提供をいただきます。話題提供を通じて、MMの新たな可能性を探っていければと考えています。

■発表ID:O-04


   題目

京都市中京区における防犯MM~「つくろう・安心・中京区」大作戦~

 発表者/所属 東 徹 / (一社)システム科学研究所

■発表ID:O-05


   題目

行政とバス事業者の連携によるバス運転手確保への挑戦

 発表者/所属 伊地知 恭右 / (一社)北海道開発技術センター

■発表ID:O-06


   題目

JR廃止路線の復活に向けた住民主体の取り組み

 発表者/所属 大畠 正彦 / JR可部線利用促進同盟会

 

クロージングセッション 15:30-16:00

◇ クロージング


◇ 次回開催地紹介



お問い合わせ先(お問合せの際は、問合せフォームもしくはメールからお願いいたします)
一般社団法人日本モビリティ・マネジメント会議 事務局
〒615-8540 京都市西京区京都大学桂
(京都大学大学院 都市社会工学専攻 藤井研究室内)

Tel: 075-383-7493

e-mail: info# jcomm.or.jp
(メール送信の際は#を@に変更して下さい)