ここでは、京都で行われた休日の交通に関するアンケート結果をもとに、 休日のクルマでのドライブの「憂鬱」について考えます。
まず、京都に訪れた観光客を対象に一人一人の行動を調査した結果によると、クルマで移動した人よりも公共交通で移動した人の方が、訪れる観光地が平均0.8箇所多いということが分かりました。
また、アンケートでは、京都に来た観光客に対して、 「また京都に来たいですか?」 という質問をして、5点満点で評価してもらっています。
そして、その結果は右のグラフのようになっています。
クルマで京都観光に来た人よりも、クルマ以外(電車やバス)で来た人の方が、「満足している、また来たい」 と考えていることが分かりました。
渋滞のために十分に観光できなかったのです。
[出典] 京都市休日交通体系調査報告書